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【中込英夫】コラム52回「国体に参加して」

 
2016年もカレンダーが残り2枚となりました。
トライアスリートにとっては辛い冬に近づいてくる事が実感できる毎日ですね。
それでも、冬場は翌年のレースの結果を左右する貴重な時間になるので、継続したトレーニングを行いましょう!
 
さて、11月に入りすでに国体が終了し1カ月ほど経ってしまいましたが、結果をご報告したいと思います。
トライアスロン競技は各都道府県から2名の代表選手が出場するので、47×2名の94名でレースが行われました。
 
結果は94名中、37位と私にとってはまずまずの結果でした。前回優勝した県としては全く物足りない成績でしたが、それでも今持っている力は限りなく出すことが出来たと思います。
 
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そして、レースが終了して満足する事無く、落ちた力をもう一度戻せるところまで戻してみたいな、という今までにはあまり無かった気持ちを与えてくれた貴重なレースとなりました。2017年の自分が今から楽しみです。
 
今回のトライアスロン競技はとてもスムーズに運営が行われ、初めての正式種目としては大成功に見えました。
 
しかし、釜石に到着後はいろいろな場面で復興半ば、と言った事を強く思い知らされました。釜石の中心地でも未だに仮設の店舗が数多くあり、至るところに津波到達地点と言うプレートが張ってあります。
私たちの宿泊していたホテルも多くの土建現場の方が住み込みのような形で宿泊していました。
レースを行ったコース上も多くの工事中、仮設住宅、開会式も中学校の仮設体育館で行われるような状況です。
レース中に応援してくれていた小学生の子供たちは5年前、まだ歩き始めや歩くこともままならないような子供達もいたと思います。
そんな子供たちも震災の地で元気に生きている姿をみると親の立場として、感慨深いものを感じました。
 
特に今回の国体トライアスロン競技を行ったスイム会場は津波が最も酷かった場所です。映像でしか見たことがありませんが、泳いでいてもとても想像することすら出来ないような穏やかな場所です。
 
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ここからの津波で多くの犠牲者が出る事を、地震発生後はとてもではありませんが予測できなかったに違いありません。
私も何度も訪れている場所ですが海岸沿いの宿では夜になると波の穏やかな音が心地よく聞こえ、とても気持ちが落ち着く場所なのですから。
 
そのような場所で今回トライアスロンを開催する事が出来、代表として競技に参加出来た事はこれまでのどのレースよりも感謝の気持ちでいっぱいになりました。
釜石市でトライアスロン競技を開催して頂き本当にありがとうございました。
 
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