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歴代使用ウィルソンラケットからみる「錦織圭のこだわり」

アメアスポーツジャパン本社にて幼少期から現在までの錦織圭選手をよく知る道場氏に突撃インタビューを敢行!!錦織選手の歴代使用ラケットからそのこだわりに迫る!

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nishikori_history_fig02錦織 圭(Kei Nishikori)

 

国籍:日本 / 出身地:島根県松江市 / 居住地:アメリカ・フロリダ州
生年月日:1989年12月29日(24歳)/身長:178cm / 体重:74kg
利き手:右 / バックハンド:両手打ち

 

【ツアー経歴】
デビュー年:2007年 / ツアー通算7勝(シングルス7勝)
【四大大会最高成績】シングルス
全豪OPEN:ベスト8(2012年)/ 全仏OPEN:4回戦(2013年)
全英OPEN:4回戦  (2014年)/ 全米OPEN:準優勝(2014年)
キャリア自己最高ランキング:シングルス/世界5位

 


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錦織選手とウィルソン社が用具契約を結んだ記念すべきスタート地点。
道場氏:『まだ11歳で体も小さい事から軽くてラケットの先端が重たい物を使用して楽にパワーが出せる、且つラケットフレームサイドにボールを包み込む機能(パワーフォール)が付いた物が好きで使っていた。』
アートスポーツスタッフ(以下スタッフ):『何故ウィルソンブランドを選んだでしょうか。』
道場氏:『テニスを始めたのが5歳の頃。父親が海外出張の時にプレゼントで買ってきたのがウィルソンラケットだった。それが彼とウィルソン社の縁の始まりです。』

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道場氏:『彼の名前が初めてラケットに入った記念すべきモデルです。彼が凄く喜んでいたのをよく覚えてます』
スタッフ:『今回のモデルからフレームの厚さが変わりましたよね。』
道場氏:『少しずつ体が作られてきて。パワーホールがある分、少しボールの飛びが出過ぎてしまったので。ボールの飛びを抑えたいので。フレームの厚さを薄く、パワーホールをなくした経緯があります。』

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道場氏:『錦織選手が一番思い出に残っているのがこのラケットと言ってました。』
スタッフ:『それは何故でしょうか。』
道場氏:『どうやら一番長く彼が使用していたラケットだからとの事ですよ。当時はJ・エナン選手やR・ダベンポート選手が使用していて、凄くTV画面に映像が出ていたラケットなんですよ。』

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道場氏:『この時代あたりからラケット市場に変化が出始めた頃ではないでしょうか。高密度の泡状粒子をフレーム内部に配合する事にフレーム剛性を上げパワーが出るように進化してきてます。』
スタッフ:『錦織選手のストリングがハイブリッドになってますね。』
道場氏:『ジュニア時代から柔らかい当たりが好きで、錦織選手はストリングも柔らかい物を使用していました。しかし、柔らかいと切れやすくなってきた為、耐久性のある柔らかいものに変わってきて。ハードヒットした時にボールが抑えられる安心感も欲しいという事で メインストリングにポリエステルを使用しはじめました。』

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道場氏:『私はこの頃が凄く印象に残ってますね。なぜなら、17歳の時にAIGOPENで正式にプロ転向しましたから。当時は錦織?誰?という方がほとんどでしたね』
スタッフ:『道具目線の話をさせて頂きますと。このラケットはダブルホールを採用していますよね。これは錦織選手がジュニア時代に気に入ってたウィルソン社の機能のパワーアップ版ですよね』
道場氏:『柔らかい当たりもそうですが・・・プロの世界で勝っていくにはオフセンターショットをした時もそれなりにコントロールできるほうが有利ですから。』
スタッフ:『実は私、錦織選手のAIGOPENでデビューした時のダブルスの試合を観ていまして。人と違う面白いテニスする子だなぁ位の印象しかなかったです(笑)」

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道場氏:『錦織選手が初めてストリングにこだわりはじめた頃ですね。』
スタッフ:『今までもストリングにはこだわっていましたよね。』
道場氏:『実は・・・錦織選手は今までストリングの切れる直前がいいと言ってまして。切れる直前のラケット何本持っていけばいいの?とよく聞いていたのを覚えてます。全米OPENでラケットを新しいビニールから出して使用していたのを見て、やっと道具の大切さに気付いてくれたかと安心しましたよ。』

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道場氏:『段々テニス道具にこだわりを持つようになってきましたね。 前作からのラケット変更に伴う彼の要望は“フィーリング”でした。 インパクト時に得られる情報から次、またその次のショットのイメージが出来てくるとの事でとても重要と言っていました。』
スタッフ:『そういえば錦織選手の使用するモデルとフェデラー選手の使用するモデルはフィーリングの捕らえ方が違いますよね?』
道場氏:『フェデラー選手は手元のみ。錦織選手はフレーム全体。 感覚の世界ですので何とも言えませんが。彼ら独自のフィーリングがあるんでしょうね。』

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道場氏:『このモデルは前作のカラー違いなんですけど。やっぱりオレンジが絡むんですよ。』
スタッフ:『確かに・・・車もオレンジですしね。』

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スタッフ:『このあたりからですよね。錦織選手の快進撃が始まったのが。』
道場氏:『そうですね。スイスOPENでジョコビッチ選手に勝利して。 また楽天OPENで優勝。このスティームプロは実は全豪OPENから使用予定だったのですが。ラケットテストしていて、すぐに気に入ってしまってすぐ試合で使用してしまったんですよ。』
スタッフ:『珍しいですよね。シーズン中にテストして・・・しかも使用するなんて。』
道場氏:『フェデラー選手と錦織選手は特殊ですね。シーズン中でもラケット替えたいと突然思い始めるとテストするんですよ。世界のトップにいく人ほど道具のこだわりは半端ではないですよ。選手とは違いますけど、日本人の方のラケットに関するこだわりも相当な物ですね。プロ以上にこだわりを持っている方は多いですよ。』

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道場氏:『錦織選手の道具にこだわる内容がいかに試合で勝っていけるかを前提に考えてますね。当時ディフェンス力を上げていきたいという希望で。パラレルドリルの機能が搭載しているラケットにしましたから。』
スタッフ:『パラレルドリルって確かストリング真直ぐ降りてくる作りですよね。』
道場氏:『そうですね。このラケットを電気のところにかざして見てください。電気の光が通る場所が多いですよね。この機能がディフェンス力を上げているんです。』

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道場氏:『実は今回のラケットの開発も急だったんですよ。』
スタッフ:『試合の結果などが影響しているのでしょうか。』
道場氏:『そうなんですよ。マドリードの試合で負けたのがきっかけですね。 相当くやしかったみたいですよ。もっとフリーポイントやショートポイントを増やしたいとの事です。』
スタッフ:『試合を短くしたいという事ですかね?』
道場氏:『5球繋げるところを3球で終わらせたり、サーブでポイントを取ったり、世界のトップで戦うには決勝でベストな状態にもっていく事が一番のポイントなので、このラケットを使用するとスピードが出るんです。』
スタッフ:『具体的に教えて下さい。』
道場氏:『ラケットフレームの内側にハイパフォーマンスカーボンシートを貼ってフレームを作ります。ボールインパクト時にフレームが内側にたわんでしまうのを抑える効果があります。そうする事でボールの初速が速まり、打球スピードが速くなります。今までよりも球の飛び出しが速くなるので、慣れるのに少し時間がかかったそうです。今回のラケットに関する事はここまでにして下さい。あとは2月中旬発売になりますので是非店頭に足を運んで頂ければと思います。』
スタッフ:『今回は貴重なお時間ありがとうございました。』

 

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中島 充

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