アートスポーツはスポーツ人間を応援します。

ランニング

ホーム / ランニング / コラム

鈴木莉紗コラム「東京マラソン2017レースレポート」

【大会名】東京マラソン2017
【日時】2017年2月26日(日)9:10スタート
【種目】フルマラソン
【記録】2時間45分44秒
【順位】25位(日本人女子18位)
【天候】晴天・気温9.3度・湿度20%

 
 
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
 
 
今年も走ってきました!東京マラソン。
 
risa_tokyo2017_1
 
ラップは以下の通り。
 

距離 スプリット(経過時間) ラップ(区間記録)
スタート~5km 0:18:54(ロスタイム2秒) 18:52
5~10km 0:38:01 19:07
10~15km 0:57:18 19:17
15~20km
(中間地点)
1:16:34
(1:20:46)
19:16
20~25km 1:36:06 19:32
25~30km 1:55:52 19:46
30~35km 2:16:03 20:11
35~40km 2:36:46 20:43
40km~ゴール 2:45:44 08:58

 
結果からいうと目標を達成できませんでしたが、今は憑き物が落ちたかのように清々しく感謝の気持ちでいっぱいです。
本当は悔しがらなきゃいけないかもしれませんが、練習と準備不足なのを薄々感じていたので結果には納得しています。
マラソンの神様から「マラソンはやったことしか出ない。お前はまだまだ未熟者なのだ!心身ともにもっと精進しなさい」と教えてもらったのだと思います。
昨年の同大会で2時間40分を切って燃え尽き症候群になってしまい、マラソンからは距離を置く日々が続いていました。
しかし、昨日はたくさんの方々が応援してくださり、沿道から
「りさちゃ~~~ん!がんばれ~~~!」
「鈴木さん!ファイト~~~~!」
と応援されるたびに嬉しくて嬉しくて走りながら泣きそうでした。
そして神保町を過ぎて「あぁ…私もやっとここに戻ってこれたんだ。」
「たくさんの方々のおかげで戻ることがきたんだ。こんな私でも知っててくれて応援してくれる人がいる。これ以上幸せなことってないよね?走らせてもらえるだけでも有難い。記録も大事だけど今日は最後まであきらめないで完走して思い切り楽しもう!」と思ったら脚が思った以上に軽くなり序盤は良いリズムを刻むことができました。
例年に比べて体調も気持ちも上向くスピードが遅く、エントリーした後も走ろうか否か…最悪名古屋ウィメンズマラソンへスライドしようか悩んでいました。
しかし、東京マラソンは応援が途切れることがなくほぼ毎年ベスト記録を更新している相性の良い大会。
そして抽選で外れてしまう人が多く、走りたくても走れない人がたくさんいる大会でもあります。
「感謝の気持ちを胸に最善を尽くし精一杯走ろう」と決意を新たにしたのが1月でした。
 12月の時点で体重が59kgまで増えてしまったので2か月で3kg減量に挑みました(本当はもう少し絞りたかったけれどスイッチ入るのが遅すぎました)。
水戸黄門漫遊マラソンの時よりかは絞れていますが去年に比べると約3kg増えているので写真を直視するのがはばかれます(笑)
マラソンは「体重1kg=3分」といわれており、今回は3kg増なので単純計算だと9分遅くなりますが筋力がついたおかげで落ち幅を最小限に留めることができました。
 
 当日の朝食は…
・カリフォルニア・レーズン…約30g
・白米…1膳強
・丸餅…1個
(白米と丸餅には「スローカロリーシュガー(パラチノース)」・きな粉・塩を混ぜたものをかけました)
 
目覚ましに気づかずスタート時間の3時間前に起きてしまいました。(そのおかげで疲れは抜けたのですが…笑)
食べ過ぎると腹痛になるのと前日までにしっかり炭水化物を食べていたこと、また血糖値が急激に上がらずエネルギーの持続時間が長い食材(カリフォルニア・レーズンとパラチノース)をチョイスしたためいつもより少ない食事量で足りました。
筋肉の疲労を軽減するために今回はニューハレのテーピングを施しました。
「前脛骨筋」「ハムストリングス」「僧帽筋」には「Iテープ」
「ふくらはぎ」と「足底の前足部」「足の甲」には「ニーダッシュ」
脚にバネが生まれ、筋肉ブレを抑えて張りづらくなり最後まで快適に走ることができました。
 
risa_tokyo2017_2
 
レース当日のウェアはこんな感じ。
 
risa_tokyo2017_3
 
「ユニフォーム」「シューズ(ターサージール5)」…アシックス
「シームレスアームカバー」「メリノウールフィットグローブ」「靴下」…R×L
スタート30分前に乳酸が出にくくなる「アラプラス」を大量(200㎎)に投入しました。
 
risa_tokyo2017_4
 
また、今回はスペシャルドリンクに「インパラ」を採用したのですが、これが非常に良かったです。
 
risa_tokyo2017_5
 
「インパラ」はパラチノースが入っているのですが、血糖値の乱高下がなくお腹が空きづらいのが最大の特徴です。ポリフェノールも入っているので酸化によるダメージを回復させてくれる効果も期待できます。
パウダーだけだとカロリーが足りないので今回はジェルもプラスして溶かしたのですが甘すぎずスッキリと飲みやすく過去最高のスペシャルドリンクを作ることができました。
スペシャルドリンクは5kmごとに置けるので、「5・10・35・40」kmに「経口補水液」、「15~30km」は「インパラ」にしました。
 
risa_tokyo2017_6
 
キャラクターのプレート裏には友達に応援メッセージを書いてもらい、5kmごとにその友達が並走してくれているかのような安心感をおぼえました。
 
試走したときにはアップダウンのキツさは微塵も感じなかったのですが、いざ本番になると15km以降(両国あたり)からの細かいアップダウンがボディーブローのようにきいてきて20kmから徐々に脚が重くなってきました。
25㎞あたりで一度持ち直したのでアラプラスの効果を体感しました。
序盤は3:45/kmペースがラクで「もしやこれベスト出るんじゃないの!?」と高を括ってしまいましたが、マラソンの本当のスタートは30kmです。30kmからは4:00/kmペースを維持するのが厳しくなってきました。
「レースペースでの30km走」を一度もやっていなかったので、練習したことしかできないのだ…と痛感。
「私の脚よ!ここで重くなっちゃ困るんだよ!まだまだ攻めるのだよ!」といくら言い聞かせても言うことをきいてくれません。
35km過ぎの品川の折り返しから厳しくなることは想像していましたが、想像以上に脚が重くなりました。ゴールまでの1km、1kmが果てしなく遠く感じました。
諦めそうになった時「莉紗さん!最後まで諦めないで!がんばれ!」という声援に後押しされました。
丸の内仲通りの40km過ぎで女子選手を一人拾い、そこからは最後の力を振り絞りゴールしました。
最後は花道なのですが、ビッグサイトのときよりもはるかに多くの方々が応援に詰め掛けてくださりとても気持ちよく走ることができました。
 
35㎞以降失速したもののラップを見てみると21分はかかっていません。
以前なら4:30/kmペースまで落ちてしまうことがあったので、加圧トレーニングやサプリメント、適切な糖分補給やテーピングが功を奏したのだと実感しています。
 
今回の東京マラソンは私にとってマラソンランナーとして再スタートを切るためのレースでした。
自分の脚とは思えぬほど重くなり失速してしまったときには諦めそうになりましたが「諦めないで最後まで走りきることが何よりも大切なんだ」と気持ちを切り替えました。
結果はもちろん大切です。
しかしマラソンが無条件に多くの人に感動を与えられるのは結果以上に大切なことがあるからなのではないか…と思うのです。
時間やお金をやり繰りし、結果を出すまでのプロセスの積み重ね
心身の限界に挑戦し取り組む姿勢
そういったことに心を打たれるのではないのでしょうか。

 
今年は夏合宿やハイレベルな練習にどんどんチャレンジし来年の東京マラソンで「生涯ベスト記録」を出すつもりで死力を尽くす覚悟をしています。
 
「マラソンは生半可な気持ちでやっても結果は出ない」ということと周りへの感謝の気持ちが今まで以上に強くなりました。
 
初心に帰ることができたので完走して良かったです。
 
応援くださった皆さん、本当に本当にありがとうございました。
来年は人間としてもランナーとしても二回り以上大きくなって同じ舞台へ戻ってきます!
 
 

PRチーム

ページトップへ戻る