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鈴木莉紗コラム:田沢湖マラソン2015

交通事故による怪我のため断腸の思いで棄権した東京マラソンから約7ヶ月。
 
復活レースとして決めたのは秋田県で開催される「田沢湖マラソン」でした。
フルマラソンで優勝するとホノルルマラソンに派遣されます。
コース図をご覧いただければお分かりになると思いますが、このレースはかなりハードです。

 

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しかも制限時間は5時間。気温も高いため中級者〜上級者向けという印象が強いです。
アップダウンがキツくても公認大会なので、記録は公認記録として申請できます。
 
一時期、生まれて初めてマラソンからココロが離れ、今年は合宿にも行きませんでした。
月間走行距離も、練習の質も量も例年に比べると全然足りず・・・。
レース直前に付け焼刃的に距離走などをやりましたが、マラソンは日々の積み重ねで結果が変わる競技です。
この時の私には勝利の女神は微笑んでくれるはずもなく・・・。
優勝どころか準優勝も逃し結果は3位。
 
最初にトップだった女子選手について行きましたが1kmの通過が3分29秒。
2時間50分を切れれば(1kmあたりのペースはだいたい4分)ほぼ間違いなく優勝できるはずだったので、これは明らかにオーバーペース。
でも「トップに食らいつかないと優勝できない」と思っていた私は脚の疲労を感じながらもなんとか粘りました。
 
「これ以上このペースで行ったら自滅する」と判断して、途中でペースを落としました。
 
15km過ぎの急な上り坂で3位だった選手に抜かれてしまい、「最低でも2位は死守しよう!」から「もう完走できたらいいや」と気持ちが完全に途切れてしまいました。
 
中間地点を少し過ぎたあたりから田沢湖畔を走るのですが、一人旅だったのと脚がとにかく動かなくてジョギングのようになってしまいました。
「あぁこのままヒッチハイクしてゴールに行ってしまおうか…」とズルをしてしまいたい気持ちでいっぱいに。
 
35km地点の上り坂は歩こうかと思ってしまったくらいキツかったです。
 
40kmまで来たらフッとココロと脚が軽くなり1kmあたり4分後半まで落ち込んでいたペースも、4分一桁台まで復活しました。
 
「こんなに速く走れるんじゃないかい!」と自分に対して呆れてしまいました。
 
レース後は筋肉痛が5日ほど続いてしまい、日常生活に支障をきたすほどダメージが残ってしまいました。
こんなにダメージがあったのは生まれて初めての経験でした。
悔しさと情けない気持ちでいっぱいで、トロフィーを見るのも嫌になりましたが、これからマラソンを走る方に「練習不足で走るフルマラソンは地獄を見るから、ちゃんと練習しないといけませんよ!」と説得力を増して説明できる体験ができたと前向きに捉えています。
 
惨敗を経て、現在は過去最高に練習を積んでいるので次回のマラソンでは会心の走りができると思います。
 

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PRチーム

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