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はじめての雪山~ギア選びで楽しさも変わる!~③

はじめての雪山~ギア選びで楽しさも変わる!~③

春~秋の山で日帰り・小屋泊・テント泊といろいろなスタイルで山を楽しんで、いよいよ冬の雪山にチャレンジしたいという方も多いのではないでしょうか?夏の山では見られない雪山独特の景色・空気感。山頂で味わう達成感もまた一味違った格別なものとなることでしょう。
しかしながら雪山へ望む際には夏山以上に事前に道具の使い方、雪山に対する予備知識などの習得が必要となります。また春夏の山では必要としない、アイゼン・ピッケルなど、冬の山独特の装備も増えてきます。今回は初めて雪山に登る方で、「天候が安定している」「2000M級の雪山」「日帰り、もしくは1泊2日での山行」という設定で揃えておかなければいけない道具をセレクトして紹介します。

 

では道具を選んでいきましょう。・・・っとその前に、装備を選ぶ前の心構えとして2点ポイントがあります。

1.

道具は正しい使い方をマスターしてしっかり使いこなせる事が大切。どんなに素晴らしい道具を手に入れても使いこなせなければ逆に負担となってしまいます。その装備が必要な場面を想定し、どの用に使うのかなどのシミュレーションを事前にしておく事も重要です。

2.

シンプルで汎用性に優れているかを確認する。「いろいろな機能がありすぎて全てを使いこなせない」という状態にならないためにもシンプルなギアを選ぶ事もポイントの一つです。特に雪山では気候や環境の変化により様々な状況が生まれます。基本を抑えたシンプルで、汎用性に長けた道具であればどのような状況であれ柔軟に対応させることが可能です。

1.冬期登山用ブーツ

2.アイゼン

3.ピッケル/ストック/バックパック

4.ワカン&スノーシュー/スパッツ/アバランチギア/ヘルメット/その他


ICE AXE -ピッケル-
アイゼンと共に雪山登山の重要なアイテムのひとつにピッケルがあります。ピッケルの役割としては、雪上で風が強い状況でバランスを取り、耐風姿勢を取る。万が一滑ってしまった際の滑落を防ぐ滑落停止の際に使用する。急な斜面を登る際に雪にさしたり岩に引っ掛けたりして登る。テント設営の際などに雪面を整地する。雪をカットして足場を作る。などなど様々な役割を果たします。


ピッケルにもアイゼン同様種類があり用途によって形状などが異なります。素材にも種類があり、一般的な冬期登山・アイスクライミング用のものはヘッド・ピック部はステンレスやクロモリなどの鋼鉄製のものがほとんどです。ヘッドにアルミを使用したモデルもあります。軽量さが魅力ですが、どちらかというと雪の柔らかい春山やスキーなどのツアー時、滑落の危険性のない山向きです。

■冬期一般縦走用ピッケル■
シャフト部はストレートのものがスタンダードなモデルです。握りやすいヘッド部のデザインのものが多く、歩行主体の山行に適しています。より急峻な斜面や岩場などが出てくる場合にも対応するシャフトが若干カーブしているタイプもあります。

 

 

 

 

 

■アイスクライミング用ピッケル■
シャフト部のカーブが強く、ピック部(先端の歯の部分)の交換も出来るものが多い。より氷雪壁へのささりが良い形状になっています。

 

 

 

 

 

 


snow_gear_3-03【ピッケルのサイズの選び方】
ピッケルには長いものから短いものまで長さの種類があります。サイズ選びの基本ですが、一般的な雪山登山・冬期縦走用ではピッケルを体の側面に持ち、腕を伸ばした状態でピッケルの石突きの先端が足のくるぶし辺りに来る長さが適当です。この基本の長さは様々な用途での使用に対応出来る長さです。緩やかな山がメインで杖の代わりとしても使用したいのであれば長めを、急傾斜が多く出てくるような山であれば短めをというようになります。

 

 

 

 

 


【ピッケルおすすめモデル】

black diamond レイブンウィズグリップ

クライミングテクノロジー アルパインツアー

 

 

 

 

 

 

 

 

【リーシュ&カバー】
万が一滑ってしまった際にピッケルを落としてしまわないようにするための道具です。ピッケルを選ぶ際に併せて選んでおきたいアイテムです。カバーは鋭利なヘッド部と石突き部をカバーするものです。持ち運びの際や使用しないときはカバーをしておきましょう。

black diamond スライダーリーシュ

black diamond アックスプロテクター

black diamond スパイクプロテクター

 


TREKKING POLE -ストック-
登る山にもよりますが、ピッケルを使用する状況は雪山登山のなかでも以外に少ないかもしれません。急な斜面になるまでのアプローチ、深い雪の中をラッセルしなければならないなど状況に応じてストックとピッケルを使い分けていく方が歩きやすく、疲労を軽減する役割も担います。夏山用として使用していたストックなどがあれば積極的に冬の山でも使ってみてください。ストック先端のバスケットは深雪にも対応するものに交換しておくと便利です。

【ストックおすすめモデル】

snow_gear_3-10leki クオンタム spd

snow_gear_3-12

 


BACKPACK -バックパック-
雪山専用といったバックパックはそれほど多くはありません。夏山で使用していたバックパックを応用しても対応できます。しかしながら、メッシュ素材を多用しているモデルは雪がメッシュ部に詰まったりすることもあります。また極端に薄い素材を使っているモデルなどは強度的に問題があるかもしれません。シンプルで適度な強度を保ったバックパックが雪山には適しているといえるでしょう。容量は夏に比べるとアイゼンや防寒ウェアなど装備品も増えてきますので、日帰りでの目安は35~40リットル、1泊だと60~70リットルぐらいで登る山や時期・泊数などで選んでみてください。

【バックパックおすすめモデル】

osprey バリアント37

snow_gear_3-15

 


【取扱い店舗・お問い合わせ】
アートスポーツ・ODBOX本店 Tel.03-3833-8636
ODBOX渋谷店 Tel.03-3770-7885

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須藤 伸之

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