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FOCUS IZALCO MAX インプレッション

FOCUS IZALCO MAX インプレッション

ひとつ前の記事ではおすすめブランド「FOCUS」についてご紹介しました。

しかし、ワタクシは「自転車屋」せっかくバラの状態から組み立てる機会に恵まれてたのだから、組み立てからライドまでをインプレッションしてみたいと思う。


■組み立ててみて

focus_fig03

まず、初めてこのバイクを組み立てた時の印象から。ブランド紹介でも書きましたが「作りが丁寧」という事。フレーム内部の仕上がりが奇麗という事は、生産工場に対する「クオリティ管理」がシビアになされているという証拠。こういう所にドイツ人の完璧主義が見え隠れします。

 

focus_fig04今回は機械式仕様のフレームをチョイスしたのだが、特筆すべき点はワイヤーが外廻しである事だ。最近のフレームはワイヤーを内装仕様にする物が多い。空力性能の向上やデザイン性などの為である。内装仕様は成型時フレーム形状を工夫すれば軽量化出来る上、電動仕様にも対応しやすい。しかし、デメリットもある。整備性が悪くなる事と、若干だか変速性能が落ちる場合がある。通常はリベット止めされるワイヤー受けを一体整形の部品とし、リベット折れのトラブルを事前に回避するなど「考え抜かれた」設計が随所に見受けられる。

 

focus_fig05「IZARCOは実戦バイクであるべし!」という強烈なメッセージを感じた。組み上げてみるとバイクは弱スローピングで、ちょっとクラシカルな印象もある。「どうしてもスローピングフレームが好きじゃない」そんな方にもお勧め出来るルックス。ワタクシの大好きな「手組チューブラー車輪」でも違和感ないのが嬉しい。エアロフレームだとこうはいかない。

 

 


■重量を量ってみた!

カンパニョーロ・コーラスに実戦仕様のパーツの組み合わせ。ボトルケージも信頼性のあるアルミ製。サイクルコンピュータやポンプを付けたままで、ほぼ7キロというのは呆れる程の軽さだ。カーボンチューブラーを使用すれば難なく6キロ台に突入してしまうだろう。軽量性については何の問題も感じない。ヒルクライムでは間違いなく武器になると思われる。

 

 

 

 

 

 

 

 


■ライドしてみた!

focus_fig08かれこれ800キロくらいはトータルで乗っただろうか。

バイク全体の感触としては感じたのは

「少しタメがあってギアを掛けやすい」

「大きいギアを掛けてしっかり廻していける」

そんな印象のフレームだ。ペダリングのコントロールがとてもしやすい。見た目に思い切り細いフロントフォークが不安になるが、乗ってみればそれが杞憂だと解る。参加した練習会でのクリテリウム的な高速直角コーナーや練習のラストで掛かる45キロ超からの高速スプリントでも何の不安も無かった。細く見えてる後ろ三角も同様。大きな衝撃をしっかりと受け止めてくれて不快感がない。

「軽量&高剛性のガチガチバイク」という感じではなく、

「重たいギアをストレス無く踏んでいられる」そんな印象だ。

バイクとしては「純レースバイク」という位置付けだが、登りも含む高速サイクリングなどでは疲れなくて楽しいだろう。疲れる事無くずっと「走り続けていたい!」そんな気持ちになるバイクだ。

 

全体的に変な癖がなく扱いやすい。ヨーロッパ車のそれもドイツ車のような質実剛健さをロードバイクで体現したバイクと言える。

 


■どんなひとに向いてるの?
・とりあえず軽いバイクが欲しい人
・まずはレースをしたい人
・ヒルクライムやロードレースにハマりそうな人
・登りを含むロングサイクリングをしたい人
・最近のエアロ形状バリバリのバイクに違和感を感じる人。



【取扱い店舗】
アートスポーツANNEX店 Tel.03-3836-1662


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鈴木 良則

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